電子書籍が登場してから、暫くたって一般にも浸透してきました。
『電子書籍』という言葉は、二つの意味で使われることがあります。
- 紙の本以外全般を指す。スマホやPCで書籍を閲覧できるソフトや、Kindleなどの電子書籍端末も含む。
- 電子書籍端末のみを指す。 Kindle、楽天koboなど。
ここでは、前者の紙の書籍以外全般の意味で使います。
使ってみた感想
筆者は、日本でKindleが発売される前から、アメリカから個人輸入してKindleを使ってきました。
Kindle Touchという機種です。

メリットとして感じることは、次のような点を、やはり実感できます。
- 軽くて持ち運びが楽
- 保管場所をとらない
- 紙の書籍より本が安く買えることが多い
- 途中まで読んだ本を、別の端末で再開できる
デメリットとして意外な盲点だったところ
- 不意に手が触れてページをめくってしまう
- 読みたい時に電池切れだと読む気が失せる
- ページをパラパラできない
Kindle Touchの場合、タッチパネルがスマホなどに搭載されている静電方式ではなく、 赤外線方式のタッチパネル となっています。
これの仕組みは、本体より画面が低いところにあり、段差があります。画面の周囲から赤外線が出ていて、画面を触ると赤外線が途切れるので、それによってタッチを検出するといった仕組みのようです。
意図せずページをめくってしまう問題は、電車の中などでよく起きます。
Kindle Touchを使っているときは、誰かの髪の毛が当たった時でもページが変わってしまいストレスを覚えるほどです。
逆に、紙の本のほうが良いなと感じる点は
- 通知や充電、時計表示など、集中の妨げになる要素がない
- 人に貸せる(売却も)
- 本棚をふと見たときに読む気になる
どちらもメリデメがあって、どちらが良いかという判断はできませんが、どちらが向いているかは傾向があるように思います。
電子書籍に向いている本
電車の中など、細切れの時間の中で読める、マンガや内容の簡単な本が向いていると思います。
頭でじっくり考える内容の本は、気が散る要素が少ないほうが良いです。
すぐに読み始められ、中断しても再開しやすいものを電子書籍に入れておくと良いでしょう。
紙の書籍が向いている本
たくさんのページを一気に読んでしまいたいような本、つまり集中力を必要とする内容の本は、紙のほうが向いています。
また、資格取得のテキストなど、辞書代わりにも使う本は、パラパラめくってページを 探すときなど紙のほうが圧倒的に便利です。
まとめ
それぞれ一長一短があり、「私はこっち」と片方に決めるのではなく、使い分けることが便利な生活につながると思います。
とりあえず使ってみるのに、PCやアプリにソフトをインストールしてみて、手持ちのPDFファイルを読んでみたり、キャンペーンで0円になっている本を読んでみてはいかがでしょうか。
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Originally posted 2019-10-12 13:05:20.