Kali LinuxをVirtualBoxに入れてみましたが、ホスト環境のWindowsはWi-Fiで接続しているのに、Kali Linuxは有線で接続していることになっているようです。
そこでWindowsに差したWi-FiアダプタをKali Linuxに認識させてWi-Fi関係を色々やってみようと思って試してみたのですがなかなかうまくいかず、行き詰っていました。
結論:アダプタのチップセットによって認識可否が決まる
つまり、現在所持しているWi-Fiアダプタのチップセットが対応していなかったらどれだけ頑張っても認識してくれないということです。
新しく購入するのはどうも・・・という場合は、こちらの記事もご覧ください。
では、どういったチップセットを選べば良いのか。
こちらのサイトに認識してくれるチップセットの一覧が載っていました。
表中の「Chipset」のところが一致しているものを購入すれば良いようです。
私は、AR9271というチップセットのものを購入しました。
まずはWindows上で正しく認識されていることを確認。
下のほうにある、Realtek 8821CU~というものが、普段使用しているWi-Fiアダプタです。
Amazonなどでは品ぞろえが少なく、価格も高くで売られているので個人輸入で買いました。
eBayのリンクを貼っておきます。送料を合わせても10ドルくらいで売られています。
https://www.ebay.com/sch/i.html?_from=R40&_trksid=p2380057.m570.l1313&_nkw=AR9271&_sacat=0
Kali Linuxを起動する前の画面で次の画面からUSBデバイスを追加します。
デバイスマネージャで確認した名称に含まれるAtherosが該当しました。
起動すると、Wi-Fiアダプタが認識されていました。
あとは利用したいネットワークに接続するだけです。
モノさえ用意できれば簡単に認識させることができました。
個人輸入をやったことがない人にとってはハードルが高いと思いますが、一度やってしまえば2回目以降はamazonでポチるのと同じです。近々個人輸入についての記事も書こうと思います。
Originally posted 2021-06-30 21:57:46.