Windows7のPCを中身だけWindows10に移行する方法

Windows7のサポート期間が終了するので、Windows10に買い替えないといけない、という声があちこちから聞こえてくるようになりました。

パソコンを買い替ええるのは高くつくし、壊れたわけじゃないのでもったいない

というのは当然で、中身だけWindows10にする方法を紹介します。

まず、今使っているパソコンで、下記の3点を確認をしてください。

  1. DVDの読み書きはできるか?
    Windows10のインストールメディアはサイズが大きいのでCDには入りません。
    インストールメディアも自分で作成することになるので、DVDへの書き込みも必要になります。
    DVDの読み書きができない場合、USBメモリを利用する手段もありますが、DVDドライブがない場合を除いて、後々の再インストール用にもとっておけるようDVDをお勧めします。

  2. ビット数はいくつか?
    確認の方法は、こちらに記載されています。 ビット数を変更することはできなくはないですが、ハードウェアが対応していることが前提となるので、基本的には同じビット数のWindows10を利用することをお勧めします。

  3. 使用言語の確認
    今まで日本語版だったのに、今度は英語版を入れたい、など、言語の変更はできないので同じものを使います。

今回は、Windows10の64ビットをDVDに焼く手順を書いていきます。

大まかな手順

  1. microsoftのサイトからツールを取得
  2. 1のツールを使ってWindows10 のイメージファイルを取得
  3. DVD焼き込み用のツール(サードパーティ製)を取得
  4. DVDにイメージファイルを焼き込み
  5. Windows7のPCをアップデート

やり方

1.microsoftのサイトからツールを取得

まず、こちらのサイトから、ツールをダウンロードします。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

このツールを使って、インストールディスクに焼きこむイメージファイルをダウンロードすることができます。

2.ダウンロードしたツールを使ってWindows10 のイメージファイルを取得

1でダウンロードしたツールを実行します。
執筆時点のファイル名は「MediaCreationTool1903.exe」(1903の部分が変わると思います)。

起動したらこんな感じ。「お待ちください」の画面の後に、同意を求める画面が表示されます。

規約をよく読んで同意ボタンを押します。 次に、選択肢が2つ現れます。

  • このPCを今すぐアップデートする
  • 別のPCのインストールメディアを作成する(USB フラッシュドライブ、DVD、または ISOファイル)

別のPCのインストールメディアを作成する を選択して、「次へ」をクリックします。

初めに確認した、64ビットなどを選択する画面になるので、新しくWindows10にするPCに合わせて選択します。
「このPCにお勧めのオプションを使う」のチェックを外すと自由に選択できるようになります。

選択したら、「次へ」をクリックします。

すると、使用するメディアの選択画面になります。
今回はDVDに焼きこむので、「ISO ファイル」 を選択して「次へ」をクリックします。

「次へ」をクリックすると、「Windows.iso」というファイル名が出てきて、保存先を聞かれます。
保存先はどこでもよいので、わからなくならない場所に保存します。

ダウンロードが始まります。完了まで結構時間がかかるので、100%になるまでしばらく放置します。

途中、画面の文字が「メディアを作成しています」に変わっていました。
そのまま待ちます。


完了したら、このような画面になっていました。

「DVD 書き込み用ドライブを開く」という選択肢も出できますが、「完了」でいったん終了します。
「完了」をクリックすると、次の画面が数秒表示されて、勝手にウィンドウが閉じます。

ここまで完了したら、PCをシャットダウンして寝るなり、作業を中断してネットサーフィンするなりして大丈夫です。
「Windows.iso」の保存場所だけは、忘れてはいけません。

3.DVD焼き込み用のツール(サードパーティ製)を取得

dvddecrypter というツールを使用します。 ”DVDディクリプター”と読みます。
ダウンロードは下記URLより。

http://www.dvddecrypter.org.uk/

「Download DVD Decrypter」と書かれているリンクからツールをダウンロードします。
保存場所はどこでも大丈夫です。

ダウンロードが完了したらファイルを実行してインストールを開始します。
ちなみに、執筆時点では「SetupDVDDecrypter_3.5.4.0.exe」というファイルでした。

インストールは、全部英語ですが特に変更する箇所はなくNextを押していけば大丈夫です。

途中、注意書きのようなポップアップが表示されます。

書いてあることは、

『最新のバージョンがあったらダウンロードしますか?
これを動かすにはネットに接続しておいてくださいね。』
という内容です。
「はい」をクリックします。

すぐにインストールが完了するので、「Run DVD Decrypter」のチェックを入れたままFinishをクリックして起動します。
画面キャプチャは撮り忘れました。。

4.DVDにイメージファイルを焼き込み

起動後はまず、モードをISO書き込みモードに切り替えます。

上部のメニューから、Mode → ISO → Write を選択します。
これでモードの切り替えは完了です。

次に、PCに空のDVDを挿入して、焼き込むISOファイルを選択します。

Source…のところをクリックして、「Windows.iso」(Windows10のイメージファイル)を選択します。
下のDestinationのところは、空のDVDを挿入した場所を指定します。

緑色の三角ボタンをクリックすると、焼きこみが開始されます。

焼きこみはしばらく時間がかかりますが、完了したら陽気なメロディーが流れて知らせてくれます。

これで、ISOファイルの焼き方は終了です。


5.Windows7のPCをアップデート

インストールディスクができたので、起動中のWindows7に入れて、実行します。

画面の指示に従って進めていけば、アップデートができるはずです。

手元にWindows7のPCがなく、画面キャプチャがありません(すみません)。

Originally posted 2019-10-08 17:01:36.

最後に
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